日暮里駅から常磐線で1時間弱、茨城県牛久市。

土に接し自然と親しみながらの生活を求め、東京から移り住んだところは、畑が広がるほのぼのとした住宅街。

床座の生活スタイルが自分たちには合っていると判断し、予てから希望のペレットストーブを設置。

薪の入手は難しいが、ペレットは無理なく手に入るとの現実的な判断。

しかし温風が出るタイプは苦手のため、自然放熱タイプを探すことに。

長野県軽井沢にて、電気を使わずゼンマイ仕掛けの手動式ストーブを作っている工房があることを建主さんが探し出し、一緒に見学に。

シンプルなデザイン、そして手動式という潔さがとても気に入ったよう。

ちらちらと燃える炎を見ながら、床に座っての夜のひと時、郊外に移り住むことに対してのご褒美のようだ。